環境への取り組み

環境への取り組み

Measures for Environmental Conservation

環境への取り組み

水や汚染土壌の浄化やリサイクルを担う「環境事業」と、シールド工事や浚渫(しゅんせつ)工事を担う「土木事業」を柱とする三央は、水と土の高度な環境浄化技術を持ち、汚染土壌・汚染水・浚渫汚染汚泥(おでい)・産業廃棄物等に対し様々な処理システムをご提供しております。

カーボンニュートラルへ向けて

ニシオティーアンドエムは掘削したトンネルの壁面にコンクリートを吹き付ける作業などを担う「エレクター付吹付機」を電動化。ガスの排出がなくなり、坑内での作業環境を改善するとともに、地球温暖化対策にも貢献します。

西尾レントオールは土砂を掘削するために用いる「ミニバックホウ」で、日本では珍しい電池式の電動化商品を導入。CO2の大幅な削減や、静音・低振動・低排熱など現場環境の改善を目指しています。

「仮設のチカラ」

~仮設設備を活用したニシオグループ独自のフレキシブルなサポート力~

LQCアプローチによる街づくりを支える

近年の街づくりでは、「LQCアプローチ」と呼ばれる手法が脚光を浴びています。LQCとは「Lighter、Quicker、Cheaper(手軽に、素早く、安価に)」の略。予算をかけず小規模な事業から始め、成功すれば大規模な開発へと移行するやり方です。当グループでは、暫定利用や転用を前提とした仮設の店舗や事務所として活用できる商品をはじめラインアップを増やしています。

  • 自動車で引っ張り移動できるトレーラーBOXは、クリーンルームを備えた医務室・シャワー室・配信スタジオなど様々な使い方に対応できます。
  • 太陽光パネルと蓄電池を備えたテーブルハウスは、屋外でのテレワークを応援します。
  • 無線メッシュLANシステム「PicoCELA(ピコセラ)」を活用すれば屋外でのW-iFi環境構築も簡単に。

木造モジュール

環境を保護して循環型社会を実現するための新たな提案。それが「木造モジュール」です。国産材を使った仮設の大型建造物で、接合部分を独自の金物と鋼材を用いた「ATAハイブリッド構法」で補います。これにより、中間柱のない大空間が実現可能となり、体育館や倉庫としても利用できます。モジュール化による工期の短縮・低コスト化・省人化に加え、使用後には解体して移設・転用できることが特長です。この取り組みは2025年に開催される大阪・関西万博のテーマであるSDGsの理念にも合致するものであり、木造モジュールを万博のパビリオンとしても、出展予定の国や企業に提案しています。
西尾レントオールは高知県、同県仁淀川町と「協働の森づくり事業のパートナーズ協定」を結んでおり、レンタル資機材を使って森林の整備・活用に協力します。また、国産材の需要創出によって林業、木材関連産業の自立化・持続化に貢献します。
木材の有効利用は、森林保全や林業の再生につながるほか、環境負荷が少ない脱炭素化に向けたGX(グリーン・トランスフォーメーション)の推進にも寄与します。